119番通報について
119番通報のかけかた
119番通報は、固定電話でも携帯電話でも、局番なしの「119」でつながります。119番通報で一番重要な情報は「要請場所の住所」です。消防指令センター員からの質問に、あわてず、ゆっくり、正確にお答えください。
通報例
種別 | 火事 | 救急 |
---|---|---|
消防指令センター員 | 119番消防です。 火事ですか?救急ですか? |
119番消防です。 火事ですか?救急ですか? |
あなた | 火事です。 | 救急です。 |
消防指令センター員 | 消防車の向かう住所を教えてください。 | 救急車の向かう住所を教えてください。 |
あなた | ○○市○○町○丁目○番○号です。 | ○○市○○町○丁目○番○号です。 |
消防指令センター員 | 何が燃えていますか? | どなたがどうされましたか? |
あなた | 2階建て住宅の1階から煙が上がっています。 | (例1)50歳の男性が倒れています。 (例2)30歳の女性が怪我をしました。 |
消防指令センター員 | あなたのお名前と電話番号を教えてください。 | あなたのお名前と電話番号を教えてください。 |
119番通報の注意点
携帯電話からの119番通報の注意点
●携帯電話で番通報するときは、局番なしで119をダイヤルし、市町村名からはっきりと場所を伝えてください。
電話をかけた場所が管轄する17市町村内であれば、埼玉西部地域消防指令センターにつながりますが、担当区域の境界線付近からの通報は、まれに他の消防機関につながる場合があります。
万が一、他の消防機関につながっても当消防指令センターに転送されます。そのとき、一旦電話が切れたような状態になる場合がありますが、電話を切らずにそのままお待ちください。
●携帯電話は通報場所によっては、受信感度が悪く通話が途切れたり、通話不能になる場合があります。感度の良い所まで移動して通話してください。
●必ず安全な場所に停車してから通報してください。
車を運転しながら携帯電話で119番通報することは二次災害を誘発し大変危険です。
●電源を切らないでください。
状況確認のため、消防指令センターから電話をかけ直すことがあります。
消防隊、救急隊が到着するまで、電源を切らないでください。
間違い電話
119番通報が、何の応答もなく電話を切断されると「電話口で通報者が倒れたかも」「何か災害に巻き込まれたかも」と、様々な状況を想定し、通報者の電話番号にかけ直して安否を確認しています。
・間違えて119番につながってしまった
・小さなお子さんが電話をおもちゃにして119番につながってしまった
という場合は、あわてて電話を切らずに「間違えました」と、ひとこと伝えてください。また、小さなお子さんの手に届く場所に電話を置かないように気をつけるなど、ご協力をお願いします。
ご協力のお願い
●電話を切ったら直ちに安全な場所へ避難して、可能であれば消防車や救急車を誘導してください。
また、ご自身の安全を確保した上で、逃げ遅れた方の避難誘導をお願いすることがあります。
●通報時に具合が悪い人やけがをした人の状態によって応急手当をお願いすることがあります。
手当の方法は電話で説明しますので、指令員の指導に従ってください。
Live119映像通報システム
Live119映像通報システムとは、通常の119番通報に映像を加えることで、より正確な情報をリアルタイムに伝えることができる新しいサービスです。
NET119緊急通報システム
NET119緊急通報システムとは、聴覚や発話等に障がいのある方のための新しい緊急通報システムです。スマートフォン、携帯電話のインターネット接続機能を利用して、簡単な操作で素早く119番通報することができます。
FAX119番通報
電話による119番通報が困難な方が、FAXを利用して通報できるシステムです。局番なしの「119」へFAXしてください。当消防指令センターが管轄する17市町村からFAX送信された場合に限り利用できるシステムです。FAXを受信し内容を確認後、直ちに消防車(救急車)が向かう旨のFAXを返信します。通報用紙は下記のURLからダウンロードしてください。
緊急通報電話

火災や救急を通報するため直接消防署に駆けつけた際、災害出場中で署員が不在の場合、正面玄関脇に緊急通報電話を設置していますので使用してください。この緊急通報電話は各消防署、分署に設置してあり、消防指令センターにつながります。
外国人の方からの119番通報等
日本語を話せない外国人の方でも安心して緊急通報ができるように、電話通訳センターを介した三者間同時通訳に24時間365日対応しています。三者間同時通訳は、119番通報時はもとより、救急隊員や消防隊員が災害現場において外国人の方と会話をする際にも使用することが可能です。
令和6年4月1日現在、対応言語は以下の32言語となります。
対応言語
英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語、タイ語、ネパール語、ミャンマー語、ヒンディー語、フランス語、モンゴル語、タガログ語、インドネシア語、ペルシャ語、広東語、アラビア語、ウルドゥー語、クメール語、台湾語、ダリー語、パシュート語、ベンガル語、ラオス語、イタリア語、ドイツ語、シンハラ語、トルコ語、タミル語、ウクライナ語、マレー語
救急車の適正利用にご協力をお願いします
119番通報の中には、「かすり傷程度のけが」「軽い風邪」「どこの病院へ行けば良いかがわからない」など、緊急性の低い要請があります。こうした要請が本当に救急車を必要とする方への対応に支障をきたし、救える命が救えなくなるおそれがありますので、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
ただし、「意識がない」「激しい痛みがある」など、緊急性が高いときには、ためらわずに救急車を呼んでください。
救急車不適正利用例

救急車を呼ぶか迷ったときは
救急車を呼ぶか迷ったときは、急な病気やけがの際に電話でオペレータに直接相談できる「埼玉県救急電話相談(#7119)」、AIにチャット形式で相談できる「埼玉県AI救急相談」をご利用ください。また、医療機関等をお探しの方は「医療情報ネット(ナビイ)」をご活用ください。