共同運用の概要
概要
消防指令業務の共同運用は、複数の消防(局)本部が共同で消防指令センターを整備し、複雑多様化する消防需要に広域的に対応、さらに質の高い消防指令業務を展開するとともに、消防行財政の合理化及び効率化を図り、消防指令に関する事務を共同で管理、執行することを目的とするものです。
地方自治法(昭和22 年法律第 67 号)第 252 条の 2 の 2 第 1 項の規定により、令和 3 年 5 月 1 日から、埼玉西部消防組合、坂戸・鶴ヶ島消防組合、比企広域市町村圏組合及び西入間広域消防組合において「埼玉西部地域消防指令事務協議会」を設置 、令和6年4月1日から「埼玉西部地域消防指令センター」の運用を開始しました。
項目 | 内容 |
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参加団体 | (1)埼玉西部消防組合 (2)坂戸・鶴ヶ島消防組合 (3)比企広域市町村圏組合 (4)西入間広域消防組合 |
共同で処理する事務 | 消防指令事務 |
共同運用の方式 | 地方自治法第252条の2の2第1項の規定による協議会方式 |
協議会の名称 | 埼玉西部地域消防指令事務協議会 |
協議会の設置年月日 | 令和3年5月1日 |
消防指令センターの名称 | 埼玉西部地域消防指令センター |
消防指令センターの運用開始 | 令和6年4月1日(令和6年1月12日より仮運用開始) |
消防指令センターの設置場所 | 埼玉県飯能市大字小久保291番地(飯能日高消防署内) |
共同運用のメリット
- 指令員の共同配置により、現場要員への配置転換が可能になります。
- 局地的な災害等での迅速な相互応援が可能になります。
- 関係機関との広域的な連絡体制の構築が期待できます。
- 導入経費及び維持管理費用の削減が図れます。
沿革
年月日 | 内容 |
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令和3年5月1日 | 埼玉西部地域消防指令事務協議会設立 |
令和3年6月9日 | (仮称)消防共同指令センター整備事業基本設計業務委託契約締結 |
令和4年7月29日 | (仮称)消防共同指令センター改修工事契約締結 (仮称)消防共同指令センター高機能消防指令システム整備工事契約締結 |
令和4年8月18日 | (仮称)消防共同指令センター改修工事監理業務委託契約締結 (仮称)消防共同指令センター高機能消防指令システム整備工事監理業務委託契約締結 |
令和6年1月12日 | 埼玉西部消防局の119番通報受信場所を新消防指令センターに切替(埼玉西部地域消防指令センター仮運用開始) |
令和6年1月24日 | 坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部、比企広域消防本部、西入間広域消防組合消防本部の119番通報受信場所を新消防指令センターに切替 |
令和6年3月16日 | 埼玉西部地域消防指令センター開所式 |
令和6年3月22日 | (仮称)消防共同指令センター高機能消防指令システム整備工事 完成検査 |
令和6年4月1日 | 埼玉西部地域消防指令センター運用開始 |